中国でのブラウザ市場シェア~百度統計 流量(トラフィック)研究院

中国の検索エンジン市場で約8割の市場を握り、中国での市場開拓やマーケティングに欠かせない存在となっている百度(Baidu)ですが、Google Analyticsの百度版と言える「百度統計」というツールを無料公開しています。

百度統計の設定方法Google Analyticsとの集計方法の違いなどについては以前にもご紹介したとおりですが、百度統計を通過するアクセスデータをまとめたものが「百度統計 流量研究院」というページに出ていますのでご紹介します。

百度統計 流量研究院ではブラウザシェア、OSシェア、画面解像度シェア、ユーザー居住地域シェアを見ることが出来ます。スライダーで月単位に集計期間を設定することも出来たり、集計期間中の日別のデータをCSVでダウンロード出来たりもするので結構便利です。

今回は公開されているいくつかのデータを見てみたいと思いますが、まずはブラウザシェアです。
中国2012年2月-4月ブラウザシェア 百度統計

中国は世界の中でも最もIE6のシェアが高い国の一つです。
ネットユーザー数が5億を超える中国で3割というと、日本の全ネット人口の2倍近い数になります。ウェブサービスの開発者にとっては頭の痛い問題ですね。

シェア2位の「奇虎360」というブラウザは中国ローカルのブラウザブランドです。
中国ではコンテンツの無料ダウンロードが当たり前で、多くのユーザーは検索エンジンを駆使して、コンテンツやシリアルナンバーを探し当てています。
しかしこれには危険もいっぱい。
ウィルスや広告プログラムを仕込まれるケースも珍しくありません。
奇虎360はセキュリティを強化したブラウザで、ウィルスや広告プログラムを仕込まれないための仕組みが実装されています。
ご覧のとおり2割を超えるシェアを持っていますが、セキュリティ強化版だけにコマースサイトなどでうまく作動しない場合もあり、開発者を悩ませる存在です。

次回はOSシェアを見てみたいと思います。

つぶやき
最近仕事が立て込んでいて更新をサボってましたが、
ようやく一段落、復活です。

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