メディア系通販の2強 アマゾン中国と当当网(だんだんわん)

中国のメディア系通販(書籍、音楽ソフト、映像ソフト等)でトップを争うのが、アマゾン中国(卓越亚马逊)と当当网です。

先日ご紹介したiResearch社の調査でも、両者とも上位につけています。
Alexaによる獲得リーチや
Alexaによるアマゾン中国と当当网の獲得リーチ

百度指数によるブランド名検索数でもしのぎを削っています。
百度指数によるアマゾン中国と当当网のブランド名検索数

アマゾン中国(卓越亚马逊)
アマゾンの中国での展開は、卓越网(じょうゆえわん)という中国ローカルのEコマースサイトが出発点です。
アマゾン中国(卓越亚马逊)ホームページ

2000年に設立された卓越网ですが、2004年8月にアマゾンに完全買収され、「卓越亚马逊」となり現在へ続いています。
私が上海へ来た当初は、まだメディア系以外の品揃えもイマイチでしたが、最近では品揃えが充実し、配送も迅速で使い勝手が良いです。

 

当当网
李国庆さんと俞渝さんという夫婦によって1999年にサイト開設以降、メディア系通販の代名詞ともなりました。2010年11月には米国NASDAQ市場に上場を果たしています。
当当网ホームページ

当当网のユニークなところは創業者でしょうか。夫婦で経営というのもネット系では珍しいですが、二人とも出版業界出身と異色です。
ジャーナリスト的気質があるのでしょうか、百度の検索広告単価が高騰した際は検索広告からの撤退を発表し注目を集めました(さすがにトラフィックへの影響が大きかったらしく、数ヶ月で復活しましたが…)。

 

激戦の両社ですが、最近はAmazonが追い上げを加速しているようです。やはりプラットフォームの開発力の差なのでしょうか。

 

つぶやき
先日ご紹介した、淘宝商城(タオバオモール)の2012年出店規則問題ですが、商務部(日本の経済産業省に相当)も介入し、淘宝に対し中小企業の保護を求めました。淘宝は17日に出店規則変更の延期を発表、騒動は収束へ向かうと思われます。