Category Archives: Eコマース

2014年のTmall「双11」は571億元で1兆円超え!

Tmall 2014.11.11

毎年恒例となった、Tmall(天猫)の「双11セール」
私の会社でお手伝いしているブランドも無事にセールを終えました。

早速Tmallから速報がでていますので、一部ご紹介したいと思います。
昨年2013年は350.19億元(当時のレートで約5600億円)でしたが、今年は6割アップの571億元!最近のレート1元=19円換算では1兆849億円と、初の1兆円超えでした。

特に注目はモバイル端末からのオーダーが243億元と42.6%を占め、昨年の4.54倍のオーダー数となったことでしょうか。セール開始後75秒で1億元、午前7時36分には100億元を記録しています。
私の会社の店舗やお手伝いしているクライアント様の店舗でも、最近ではモバイル端末からのアクセスが増えておりPCを上回るほどですが、その傾向がしっかりと売上にあらわれています。

JackJonesというメンズアパレルのブランドは6年連続で双11セールに参加しているそうですが、今年は1時間48分で1億元を売り上げたそうで、うちモバイルの売上が48.4%だったそうです。

地域別の売上TOP10は、
1位 広東
2位 浙江
3位 江蘇
4位 上海
5位 山東
6位 四川
7位 北京
8位 湖北
9位 湖南
10位 河南
の順となっています。やはり所得の高い沿海部が強いですね。

この後が大変なのが物流です。
今年のオーダー数は2.78億。
宅配便会社各社はこのセールに備え、人員を25万人増員したり、100箇所以上の拠点を増設したり、185万平米にも及ぶ作業場を確保したりしているそうですが、これから2週間程度は配送の遅延など混乱が起きると思われます。

私の会社で9月から運営している淘宝のベビー用品ショップですが、大幅値引きできる商品ではないので、今回のセールは見送りでした。
セールに参加しなかった店舗へどのような影響がでたのか、次回ご紹介しようと思います。

 

[こちらの記事もどうぞ]
今年も来る! 一年最大のネット通販祭り「双11」

 

今年も来る! 一年最大のネット通販祭り「双11」

Taobao-Tmall 1111毎年恒例となった、中国最大のネット通販「タオバオ・Tmall」の一年で最大のセール「双11」が11月11日に開催されます。
双11とは11が2つ並ぶ11月11日の特売キャンペーンで、もともとは「独身の日」にちなんだキャンペーンだったのですが、すっかりネット通販全体のお祭りに発展しました。

毎年販売記録を更新し続けている「双11」2013年の記録は…

55秒:1億元(約16億円)

6分7秒:10億元(約160億円)

13分22秒:20億元(約320億円)

21分:30億元(約480億円)

29分:40億元(約640億円)

38分:50億元(約800億円)

50分:60億元(約960億円)

1時間3分:70億元(約1120億円)やっとここでスタートから1時間経過!

5時間49分:100億元(約1600億円)

13時39分:200億元(約3200億円)

21時19分:300億元(約4800億円)

24時:350.19億元(約5603.04億円)

なんと約5600億円が1日に売れてしまいます!

この日は各店舗5割引以上が当たり前という大盤振る舞い。近年では各ネット通販やオフライン店舗でも「双11」セールを開催するようになりました。

例えば家電ネット通販大手の「易迅網(yixun.com)」と「京東商城(jd.com)」では
Yixun 51buy 1111-2014易迅網では最大7割引きをはじめさまざまな「1111」キャンペーンを予定。

JingDong 1111-2014京東商城では「11月11日まで待たなくていいよ!」として、11月3日からキャンペーン開始!
淘宝・Tmallの本家「双11」前に需要を刈り取ろうという作戦です。

Amazonも「双11」キャンペーンを告知していますが、かなり控えめ。
本などは大幅値引きが難しいからでしょうか。
Amazon 1111-2014

うちも、自社で運営する店舗のキャンペーンやお客様の店舗のキャンペーン準備などを進めています。当日は最初の1時間がスタートダッシュなので、深夜対応します。

今年はどこまで記録が伸びるのか、楽しみですね。

[Tmall]

[こちらの記事もどうぞ]
1日で5600億円の売上!2013年の双十一(双11)結果出ました。

双11セール結果発表〜淘宝グループは192億元(約2500億円)

双11結果発表〜家電系ネット通販最大手の京東商城は売上25億元

双11セールの後は宅配会社が大忙し

 

速報:2013年末の中国のネット人口が6億1758万人に、市場発展の質を重視へ。

China Internet User Stats Vol.33

本日、中国のインターネット管理機関であるCNNICが、半年に一度公表している「中国インターネット発展状況統計調査」最新の報告書が公開されました。2013年末時点のデータが掲載されています。

報告書によると、2013年末時点での中国のインターネット人口は6億1758万人となり、人口の45.8%が利用しているとのことです。2012年末から一年間で5358万人が増加しました。

一方で携帯電話でのネット利用者数は5億人を超え、ネット人口の81%が携帯電話でネットへアクセスしています。こちらは2012年末と比べて8009万人の増加となり、全体の成長を上回る成長スピードとなっています。

地域別では、13の省・直轄市が全体の普及率を上回る普及率となっており、北京と上海では人口普及率が7割を超えています。

利用状況で目立った変化のひとつは、ネット利用時間の急増です。
2012年は一週間あたりのネット利用時間が20.5時間でしたが、2013は25.0時間と、20%を超える増加率となっています。
2010-11年の増加率が2.2%、2011-12年の増加率が9.6%だったのを考えると20%超はかなり目立ちます。報告書では主な要因として、Wi-Fiや3Gネットワークの普及や、動画サービス利用の増加などを挙げています。

利用用途で大きく伸びているのがネットショッピングです。
利用者数は3億189万人で、ネット人口の49%が利用、2012年から24.7%の伸長となっています。
ショッピング関連ではオンラインペイメントが17.9%、旅行予約が61.9%、グループ購買が68.9%伸長となっています。
グループ購買は、いわゆる「グルーポン系」サービスで、2010-11年頃に急成長して、急縮小した市場だと思っていたのですが、この伸長率はすごいですね。
どうやらグループ購買は、当初のレストランやヘアサロン、スパなどの生活系が下火となったものの、携帯電話や旅行、その他サービス系など商材でまた復活してきているようです。

私は中国のEコマース市場にとても期待しています。
というのも、みなさんがニュース等で目にするように、中国のサービスというのは、日本と比べてかなり劣ります。店員はお客様ほったらかしでおしゃべりしてるし、家電量販店にいっても在庫がある商品は限られていて、店員が彼らのオススメを強引に押しつけてくるし。
それに比べてEコマースの利便性は、場合によっては日本以上です。
欧米のファンドから数百億円単位で投資が入っているため、プラットフォームや物流網への投資が積極的にされています。しかもIPO狙いだから利益度外視の「粗利ゼロ」キャンペーンなんてのをやったりして、かなりお安いです。

私の会社でもタオバオ(淘宝)のB2C版、Tmall(天猫)への出店・運営をお手伝いしていますが、オススメの理由はここにあります。
うちは半分日系、半分ヨーロッパ系のクライアント様なのですが、Eコマースへの投資意欲は圧倒的にヨーロッパ系が強いです。もっと日本の商品を売るお手伝いしたいなぁ(宣伝)。

今回の報告書で「おっ!」と思ったのが、「インターネット市場の発展は、量から質への転換期である」という一文です。
中国のGDPは日本と比べるとうらやましいほどの成長率ですが、国の発展を支えるために必要と言われてる8%を下回るようになってきています。
そこで政府も「量から質への転換」という言葉を盛んに使って、内需拡大、雇用維持に努めていますが、インターネットにもやってきたようです。

ただこの言葉、ちょっとピンと来ることがあるので、ちょっと報告書を深掘りしていきたいと思います。

続きはまた近日。

 

[CNNIC]

[こんな記事もどうぞ]
中国のインターネットユーザーはネットで何してるの?

CNNICが最新統計データを発表 中国ネット人口は5億1310万人に

2012年末の中国ネット人口は5.6億人、モバイルユーザー率75%に成長