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東北2014夏:雄勝中学校の「復興和太鼓」に元気をもらう。

旅の2日目、雄勝中学校を訪問しました。

雄勝中学校も東日本で被災し、校舎が使えなくなったそうで、現在は高台へ移転しています。
この雄勝中学校は「復興和太鼓」で有名だそうです。

この日はこの和太鼓を支援している東京の団体が視察に訪れるそうで、演奏の披露があるとのことなので、我々も便乗させていただきました。
20人ほどの生徒さんたちが、黒と赤の衣装に着替えて演奏を披露してくれました。
FukkoDaiko

中学生ですが、本格的な演奏!
和太鼓の音が体育館いっぱいに広がりました。

その体育館の隅に、ビニールのようなもので包まれた古タイヤが積んでありました。
実はこの復興和太鼓、もともとはこのタイヤ太鼓だったそうなのです。
Tire Drums

なかなかしっかりとした造りで、指で弾くとなかなか良い音がします。
全国からの支援で立派な楽器が揃っているので、今はもうタイヤ太鼓での演奏はしないようなのですが、当時を知っているカメラマンの平林さんなどは、「僕はタイヤ太鼓の方が好きだったなぁ。」なんて言ってるし、聴いてみたいなと思ったら、YouTubeにあがってました。

もちろん音の良さでは本物にはかなわないのでしょうが、とても素朴で味わいのある音です。
またいつの機会かに、生で聴いてみたいです。

演奏の後は、学校の震災資料室で、被災当時の貴重な資料を見せていただきました。
被災から学校が復旧していく様子の資料や、励ましの寄せ書きなどを見せていただき、先生から当時のお話を伺いました。

学校の周りには仮設住宅もあり、まだまだ復興途中なのでしょうが、元気に太鼓を叩いている学生さんたちを見て、大いに元気をもらいました。

 

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東北2014夏:今回の旅の目的地、雄勝漁港へ。

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今回の旅の目的地は、石巻市の北東にある、雄勝というところです。
入り組んだ海岸線の続く、とても穏やかな湾で、湖のように海面も穏やかです。

しかし2011年の東日本大震災では、津波はこの雄勝湾にも押し寄せ、すべてを飲み込んでしまったそうです。
雄勝へいく途中も、ダンプカーがひっきりなしに通行していたり、津波で流された橋が仮設のままだったりと、本格的な復興にはまだまだ時間がかかりそうな印象でした。
また、児童74名と教職員10名が犠牲となった、大川小学校も近くです。
被災時のままになっている校舎と、お参りの人々のたくさんのお供え物を見ると、とても悲しい気持ちになりました。

そんな雄勝に、「ただ、津波にやられっぱなしじゃ、面白くねえからな。」と、新しい漁業をつくろうとしている漁師さんがいらっしゃるとのことで、それを支援しているカメラマンやデザイナーのみなさんと一緒に会いにいくのが今回の旅の目的です。

その漁師さん、末永陽市さんがこの方!
海の男カッコイイ、そして優しい。
Ogatsu1

末永さんは震災をきっかけに、新しい漁業のかたちとして、6次産業化(生産、加工、販売まで全てを自社で手がけること)に取り組んでいます。

完成間近の加工工場や、試作中の商品(めっちゃ美味しい!)、養殖生け簀などを見せていただきました。
雄勝湾には牡鹿半島の森からミネラル分がたっぷり流れ込んでいるそうで、養殖場の条件として最高なのだそうです。
銀鮭も水面を飛び跳ねていたり、船の上でホタテのお刺身を頂いたりで最高です。

夜には漁港でバーベキュー。

Party!

これでもか!というくらい海の幸を堪能しました。
私の故郷の鹿児島も魚美味しいところですが、北の海は魚の種類が違いますね。
BBQ

美味しい海の幸とお酒を頂きながらぼんやり考えていたのは、やはり復興は経済が立て直ってこそということ。末永さんのように震災をきっかけに、あらたなビジネスへ挑戦する方や、それを支えるクリエイターを見て、自分にはどんなことができるだろうかと考えさせられました。

今回は何もお手伝いできず、ただただお世話になっただけの訪問でしたが、「実家に戻ってくるみたいにいつでも帰っておいで。」と言っていただきました。
とってもうれしい!

末永さんの美味しい銀鮭やホタテを売りたい!という方は、
末永九兵衛商店(http://www.kuhe.co.jp/)まで是非ご連絡ください。

 

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東北2014夏:木ノ屋石巻水産の「希望の缶詰」。

Kinoya

東北2014夏の旅、初日最初の訪問地は石巻にある木ノ屋石巻水産という会社です。
この旅に、中国の広州から参加した阪本さんのご紹介で実現です。

木ノ屋さんは震災直後に「希望の缶詰」として知られた会社だそうですが、私は訪問するまで「希望の缶詰」自体知りませんでした、お恥ずかしい。
ちなみに「希望の缶詰」とは、震災で工場や缶詰の在庫など全てが津波に流されてしまったものの、それを掘り起こし空腹をしのぎ、また東京の経堂では木ノ屋さんの缶詰のファンだった飲食店の人たちが缶についた泥を洗い販売することで、復興資金としたというお話だそうです。
http://kibounowa.jp/seisan-kinoya.html

今回伺ったのは震災の後に建てられた美里町工場。
クジラをイメージしたモダンなデザインのでした。(写真を撮り忘れたorz)
木ノ屋さんのウェブサイトに写真がありましたのでどうぞ。
http://kinoya.co.jp/eccube/user_data/company_profile.php

工場に加え、事務所や広報施設、直売所などを兼ねているそうです。
畑の中に突然モダンな建物で、缶詰工場とは想像できませんでした。
とれたての魚をすぐに加工するため、被災した工場は漁港の近くにあったそうですが、今回訪問した美里町工場は、魚の鮮度を保てるギリギリの距離にまで内陸に入ったところに建てたそうです。
ご案内頂いたのは広報の松友さん、この「希望の缶詰」の全てを実体験としてご説明いただきました。

Kinoya

当時の様子の映像などを見せて頂き涙が出ましたが、同時に当時何もできなかった自分に悔しい気持ちで一杯でした。
と同時に、この活動のきっかけとなったのが、東京の経堂で木ノ屋さんの缶詰のファンだったユーザーの方ということで、企業にとってこのような熱心な製品のファンを作るだけの製品を出し続けることの重要さを感じました。

最後には缶詰をおみやげに買って帰りましたが、これが美味しい!
さすが厳選された大型サバのみを使っているとのことで、見た目も違いますし、味もこれまで食べたどのサバ缶よりも美味しかったです。

ひとつ残念だったことは、直売所のソフトクリームを逃したこと。
販売開始が、我々の訪問の翌週からということで食べられなかったのですが、缶詰の味付けに使われている調味料をベースとしたオリジナルフレーバーということで、次回の楽しみにとっておきます。

 

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