今回の旅でお世話になった宿は、雄勝から車で30分くらい山奥へ入った、追分温泉。
車がすれ違うのも難しいような細い峠道を登っていくと、突然現れる温泉宿です。
この宿には、我々のような観光客以外にも、学生さんや先生たちの団体さんや、復興工事関係者の方々も多く宿泊していて、こんな山奥にもかかわらず、週末は予約を取るのが難しいそうです。
ここ追分温泉は、震災時にも多くの復興ボランティアの宿泊を受け入れていたそうで、その縁で当時ボランティアをしていた人たちが、旅行客として訪れているそうです。
まず目につくのが、宿の入口脇に無造作に止めてあるクラシックなクルマたち。
1940年代のFord Angliaにダットサン、奥にチラッと見える赤い車はヨタハチです。
なんでも、無造作に置いておくのが良いとのことで、ふつーに停めてありました。
ここ追分温泉の名物は、料理です。
ものすごい量が出てくるとのことで、「料理は少なく」とお願いしていてもこのボリューム。
結局釜飯までは辿りつけず、お持ち帰りにして朝食の時に食べました。
宿の周りにはヤマユリをはじめ、たくさんの草木や昆虫、鳥なども見られます。
早朝の散策はオススメですよ。
ここを目当てに石巻から足をのばしたくなるお宿でした。
峠の湯 追分温泉
宮城県石巻市北上町女川字大峯1
0225-67-3209
http://www.tohokukanko.jp/miyagi/18259/
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