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なぜ、中国ではニセの「Sent From My iPhone」署名に金を払うのか?

QQ Logoまたまた中国の「ニセモノ」に関するニュースです。
中国では、iPhoneからメールを送信した際のデフォルト署名となっている、「Sent From My iPhone」を、iPhone以外の携帯端末から送信した際にも自動付加してくれる有料サービスが話題となっています。

日本や欧米のニュースを見ていると、ユーザーから「何でこんなのに金払うの?」というコメントが付いていますが、これはユーザーの消費レベルに大きなバラツキがある中国ならではのサービスといっても良いと思います。

中国でも上海、北京、広州といった大都市は、一般市民の所得も高く、iPhoneを持っている人も多いので「Sent From My iPhone」にお金を払う価値を見いだす人は多くありません。

今回この「Sent From My iPhone」有料サービスを提供しているのは、QQ(Tensent)という会社です。QQは、もともとICQをまねたチャットでユーザーの支持を得、いまでは様々なネットサービスを展開しています。
特にモバイル端末向けサービスに積極的で、iOSやAndroid向けのアプリの他、Nokiaやローカルメーカー端末向けにもアプリを提供しています。

QQのメイン市場は二級、三級都市のユーザーです。
これら都市に住む消費者は、まだまだ所得が低く、iPhoneを購入するとなると、給料の2ヶ月分、3ヶ月分という金額になってしまいます。それだけにiPhoneは、成功者としてのステータスを誇示する絶好のアイテムなのです。
メンツを重んじる国民性ですから、「Sent From My iPhone」アプリは、安価に金持ちステータスを獲得できる便利ツールなのです。

[Sent From My iPhone]

 

つぶやき
上のように、自分で書けば済むんじゃないのかな。
お金もかからないしね。

 

中国のインターネットユーザーはネットで何してるの? CNNICの統計レポートから

昨日、中国互聯網信息中心(CNNIC)が発表した最新のインターネット普及統計の一部をご紹介しましたが、今日もその続きです。
今日は中国のインターネットユーザーが、インターネットで何をしているかという内容です。

中国のインターネットユーザーはネットで何をしているか?利用者が最も多いのはインスタント・メッセージング(IM)です。
中国ではテンセント社が運営する『QQ』が圧倒的に人気ですが、都市部のホワイトカラーやビジネスシーンでは、マイクロソフト社の『Messenger』の利用が多いです。

続いて検索エンジン音楽ニュースなどとなっていますが、5位に入ってきたのがネット動画です。
以前にも『中国のネットユーザーはテレビよりもネット動画が好き』や『中国のネット動画サービス 優酷、土豆、酷6、楽視』などで、中国ネットユーザーの動画好きについてご紹介しましたが、2011年は4000万人以上のユーザー数を増やしています。

もっとも大きくユーザー数を増やしているのが「微博(Weibo)」です。
大手ネットポータルの「新浪(Sina)」が運営する『新浪微博』がダントツのトップシェアですが、カテゴリ全体でも利用者を3倍近く増やしています。

網絡購物(オンライン・ショッピング)や網上支付(オンライン・ペイメント)などのショッピング系も、対前年比20%以上の成長を見せていますが、ショッピング系で注目は、なんといっても「団購」です。
団購はグループ購買のことで、いわゆる「グルーポン系」サービスを指します。
2011年は団購のユーザーが対前年比2.4倍と大きく成長した年でしたが、非常に厳しいシェア争いが繰り広げられ、現在は既に淘汰のステージに入っています。

全体的に利用ユーザーが増えている中で、唯一大きな落ち込みを見せたのがオンライン株取引です。利用者が4割以上減っていますが、これは株式市場の大きな落ち込みとの関連が強そうです。

 

つぶやき
今朝は久々に東京の通勤電車を体験しました。
やっぱり日本はマナーいいですね。

 

中国サイトでのブラウジングの強い味方 360安全浏览器

中国のネットユーザーは、日本と比べてファイルのダウンロードが多いと思います。音楽、映像に加えゲームなどインストールが必要なものも、あまり気にしていないようです。

当然ウィルスへの感染の危険も高くなるのですが、そんな彼らが愛用しているのがセキュリティ強化型のブラウザです。

今回ご紹介する奇虎360はそんな代表格です。
ブラウザーにアンチウィルスソフトなど様々な製品を無償で提供していて、中国のネットユーザーから支持を得ています。

下の画像の上から2段目、『360安全浏览器』とあるのがそうです。
ロゴがIEとそっくりなのが中国らしいですが、ブラウザだってすぐ分かるところはメリットですね。
奇虎360が提供する製品

これだけの人気ソフトとなれば、当然他社も同様の製品を投入してきます。
特にIM(メッセンジャー)ソフト『QQ』で有名な腾讯(テンセント)は360安全浏览器とそっくりなソフトを投入し、大量の広告出稿で追い上げを図りました。
ここから奇虎360と腾讯の泥沼の戦いが始まり、訴訟にまで発展しました。

違法ダウンロードやフィッシング詐欺が横行している中国市場ならではの製品ですが、需要は大きいだけに今後も戦いは続きそうです。

中国のブラウザーシェアでは、Maxthonというブラウザーもシェア高いです。

 

つぶやき
土曜日にゴルフのHSBCチャンピオンシップを観に行ってきました。
プロのプレー初めてみました。でも今年はタイガーやミケルソンもいないのでお客さんちょっと少なかったな。